集まろう!同志社卒業生 The 6th Grand Reunion
平成31年3月16日 国立京都国際会館にて第6回 同志社校友会 大懇親会が開催された。
国立京都国際会館と言えば皆さんご承知のとおり、1968年放送、ウルトラセブン第14話「ウルトラ警備隊西へ」の劇中において「防衛センター」として描かれ「地球防衛軍の国際会議場であると同時に、地下には極東基地の誇る秘密の研究所がある」と紹介された建物である。
第1部の講演会では、井上礼之校友会会長の開会挨拶に続き、松岡敬同志社大学学長が「同志社大学VISION2025 ―学びの形の新展開―」との演題でご講演くださった。
同志社大学が目指す新たな学びの形として学長より「入学生の多岐化(留学生・社会人)」「海外での同志社教育」など挙げられたが、とりわけ「社会と連携した教育プログラム」の一環として本年4月より開かれる「新島塾」が興味深かった。
「平和で豊かな社会を持続させるには、物事の本質を見極める力がある優れた市民、人に寄り添って真摯に意見を汲み取り、他者や組織を最善の方向に導くことができる人物が欠かせない」との考えのもと、知性と情熱と倫理観を備えた「リーダーの養成」が新島塾の目的だという。
入塾できるのは審査をパスした同志社大学の学生に限られ、2年間(学部2年次~3年次)共同生活をしながら「書を読み、友人・先生と語り、仲間と協働する」価値を学んでもらう。
新島は生前、勝海舟に「大学の完成には200年かかる」と答えているらしい。
2025年に同志社は創立150周年。今から入学する学生たちが世のリーダーとなり、また大学200年目を支えることになる。
第2部は「ALL DOSHISHA MUSIC FESTIVAL」として学生らが日頃の研鑽の成果を披露してくれた。物事に打ち込む彼らの姿を目の当たりにし、感動に次ぐ感動のひとときであった。
第3部は交流会。大会場に約800人分の宴席が設けられ、全国から集まった校友や現役学生との交流の場が提供された。
交流会場で披露された「同志社大学應援團による演舞」は應援團の指導部、吹奏楽部、チアリーダー部による元気いっぱいのパフォーマンスであり、なるほど力がでそうである。動画を貼りつけられなかったのが残念だ。