令和2年徳島同志社クラブ新年総会開催
令和2年2月2日、今年も徳島ワシントンホテルプラザにて徳島同志社クラブの新年総会が開催されました。
森会長のあいさつでは、創立150周年となる2025年に向けて教育改革を進めている母校に協力するため「ALL DOSHISHA」精神のもと、徳島同志社クラブも昨年12月5日に募金推進委員会を立ち上げたことを報告されました。
また、オリンピックイヤーである本年について、現在進行する新型肺炎の世界的規模での感染拡大とそれに伴う経済動向の不透明さに触れつつ、会員各位に対して一層の頑張りを期待し、激励して言葉を締めくくられました。
岡南事務局長による活動報告では、一昨年に現役学生を招いて開催した徳島同志社クラブ主催の「県内企業研究会」についてその後の学生の動向や、募金推進委員会の発足と委員選定の経緯などが報告されました。
収支決算報告、監査報告が滞りなくなされた後、令和2年度活動計画の発表の際には岡南事務局長から2月22日に開催される第7回同志社校友会大懇親会への参加案内等に加えて、会員に対し(とりわけ若い世代の会員に向けて)「こういうイベントをしたいので協力して欲しい」といった具体的な企画の持ち込みを歓迎し、事務局として積極的に支援する用意のあることを示された。
また本日お越しいただいた校友連携コーディネーター(学長室 募金課所属)の和泉成彦様からはALL DOSHISYA募金の概要と現況をお話しいただきました。
募金の使途として、これまでのものは大学の建物等のハード面の充実拡充のために行われてきたそうですが、今回のALL DOSHISYA募金はリーダー養成プログラム運営を始めとする10の対象事業が掲げられているとおり、「学生を支援すること」が主目的だということです。最終の目標額が50億円ということですが、現時点では約200社の企業、徳島市役所同志社クラブを含む約60の団体、約3,700の個人の方々から6億円を超える募金が集まっているなど、具体的な数字を挙げてご説明いただきました。
講演はグレゴリー・プール副学長をお招きし、「同志社の近況について」お話いただきました。
先生は米国のブラウン大学卒業後、英国に渡ってサリー大学、シェフィールド大学、オックスフォード大学で学位を取られて以来、専ら研究者として歩んで来られたということでした。経歴だけお伺いすると難しい学者先生との印象を抱いてしまいそうですが、ご本人曰く「日本語は赤ちょうちんで覚えた」とのことで「硬い話は苦手です」という言葉どおり(学生からは「つまらない」と言われているらしい)ジョークを挟みながらのくだけたお話ぶりは意外でした。
東京オリンピックに出場する可能性のある同志社関係者や新型コロナウイルスによる同志社の学生への影響などタイムリーな話題のほか、同志社大学に設けられている「グローバルコミュニケーション学部」「グローバル地域文化学部」「グローバルスタディーズ研究科」や自身の所属する国際教育インスティテュート(ILA)の現況と未来についてご講演くださいました。
総会の後は会場を隣に移しての懇親会です。
来賓の長谷川正治校友会副会長から祝辞をいただき、また井上礼之校友会会長からのメッセージも紹介していただきました。
校友課の松本慎平様からは第7回同志社校友会大懇親会、3月14日開催の同志社フェアin香川についてのご案内がありました。
恒例のカレッジソング大合唱。やはり懇親会においてこのコーナーは必須のものだと言えます。
年に一度の総会ですが、大先輩ばかりでなく、卒業したての若い人で毎年続けて参加する会員も出てきました。「良心の全身に充満したる丈夫」が増加中です。