徳島県支部に衝撃が走る(!?) 令和6年新年総会
令和6年2月18日(日)、昨年と同様、今回もJRホテルクレメント徳島 金扇の間にて徳島同志社クラブの新年総会が開催されました。
曇り空ではあるものの時おり薄日も差すお天気の中、いつも通りの穏やかな雰囲気で総会は進むものと誰しもが思っていました。
森 荘太郎会長による意思の表明が行われるまでは。
例年通り森会長による開会の言葉に続いてご挨拶がありました。先ずは本年1月1日発生の能登半島地震の被災者に対するお悔みの言葉を述べ、出席してくださった来賓の方々をお一人お一人ご紹介して感謝の意を表しました。普段と変わらぬ口調で滔々と話されたその後に、何と本日の総会をもって校友会徳島県支部の支部長を退任したいとの申出をされました。
そして後任として岡南 均事務局長を推挙し、同時に事務局長として川﨑 浩事務局次長を、また事務局次長として竹内 仁美氏を推薦しました。
令和5年度活動報告
岡南事務局長から令和5年の活動として、徳島の若年世代に同志社を知ってもらう目的のもと「マンガで読む新島襄」(上下巻)を3セットずつ徳島市内の中学校15校に寄贈したこと、そしてそのことが徳島新聞に記事として取り上げられたことについても報告がありました。
収支決算報告
岡南事務局長より収支決算報告として校友会からの支援金の詳細な説明、高松での四国ブロック会議出席の際に要した費用、ALL DOSHISHA募金などについて、一件一件具体的な金額を挙げての報告がありました。
監査報告
川﨑事務局次長より領収証、預金通帳、現金を照合し、調査した上でいずれも適正に処理されていることが報告された。
役員改選では森会長の推挙した通りの人選で異議なく承認となりました。
令和6年活動計画
川﨑事務局長より、同志社大学受験を目指す中学・高校生を対象とした「キャンパス見学日帰りバスツアー」の企画について説明があり、出席者との間で質疑応答が行われました。
講演
今年は学長の植木 朝子先生にお越しいただき「同志社の近況について」講演していただきました。
現在の同志社の取り組みとして「スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室(SDA)」や、2024年4月から導入する「教室13+オンデマンド2を基本形とした新たな学年暦」、「DDASH(同志社データサイエンス・AI教育プログラム)」といった我々にはにわかに理解しがたい事業について、そして新島襄先生の国際主義を推進すべく国際交流にも力を入れている現況について等々、たくさんの情報を徳島県支部の会員にお知らせくださいました。。
総会のあとは懇親会が行われました。
来賓祝辞として、同志社校友会 長谷川 正治副会長にご登壇いただいて、松岡 敬校友会会長からの総会開催に対するお祝いの言葉をお伝えいただきました。
乾杯の挨拶は森荘太郎前会長の発案で昨年から取り入れた、当日総会に出席している最年少者に乾杯の音頭をとってもらうという方式により、今回は令和3年文化情報学部卒業の鷺池希望(のぞみ)さんにお願いしました。
前回の高橋 良輔さん(平成30年卒業)といい、「今どきの若い者」はおおぜいの先輩を前にして本当にしっかりと挨拶ができ、しかも堂々としています。
高度経済成長後の恵まれた時代に育ち、ただのんびりと大学にいかせてもらった我々世代と違って、今の学生たちは先の見通せない社会状況を敏感に感じながら緊張感(ひょっとすると危機感?)をもって学生生活を送っているのかも知れません。乾杯の挨拶を立派に務めた彼らを見て、まったく勝てる気がしない。
その後は、美味しい食事とお酒とともに親しく歓談しました。
閉会
昭和41年経済学部卒業の戸井田龍行先輩による閉会の挨拶では、創設が昭和26年という徳島同志社クラブについて歴代の会長もあげて言及し、今後の我がクラブの存続と発展を若い世代に託す旨の言葉を穏やかでありながら熱く語られて懇親会を締めくくってくださいました。